ひとりひとりの居場所がある家|マンションリノベーション
お子さんの成長やコロナ禍に始まったご主人のリモートワークなど、ここ数年で家族の生活リズムが大きく変化したM様。一軒家への住み替えも考えましたが、住み慣れたこの場所でのリノベーションを選択されました。人も猫も、家族それぞれの生活にフィットした「ちょうどよい居場所」が快適さにつながっています。
WAKATTEポイント 1
家族が集まるLDK
以前は壁のある対面式キッチンだったため、料理しながらリビングにいる家族と話がしにくく、キッチン収納の少なさもネックでした。そこで、キッチンの向きを変え二列型に。壁一面をカウンターにしたことで、収納スペースもたっぷり。キッチンの素材感や色合いは奥様の好きなミッドセンチュリーのテイストを存分に取り入れました。気付くと家族みんながリビングにいることが多いという仲良し一家。友人を呼んで集まることも多く、広々としたLDKはいつもにぎわっています。
WAKATTEポイント 2
家族それぞれがこだわった居心地の良さ
家の中に、ちょうどよい自分の居場所があるということ。こだわりのダイニングキッチン、趣味のDVDやDJブースも兼ねたワークスペース、それぞれの子ども部屋。そして、家中を自由に行き来できるように設計したネコ専用の動線。照明やクロスにも個性があり、それぞれに居心地の良さを感じさせます。
子ども部屋を複数作る場合、同じ広さにすることが多いですが、3人のお子さんの年齢差や用途をふまえて、広さやクローゼットの有無などは部屋ごとに変えました。
WAKATTEポイント 3
暮らしのリアルな悩みにフィットした間取り
この家に住み始めて10年が過ぎ、もっとこうだったらと感じていた一つが水回り。大きく間取りを変えることなく、あえて洗面から入るトイレにしました。
洗濯と洗面台を使う時間が重なっても、向きを変えたことで、動線が被らず、洗濯をしながら他の家族も洗面台を使うことができるようになりました。
ヒアリングの中からリアルな暮らしの悩みを共有し、限られた広さの中で、何を優先して解決策を練っていくか、わたしたちの腕の見せ所でもあります。たくさんの会話の中から色々なご提案が生まれます。
部屋数を増やしながら、LDKの広さはアップ
元々3LDKだった間取りを3LDK+ワークスペース+WICに。部屋数や機能を増やしながらも、リビングはこれまでよりも広く。快適な暮らしを叶える工夫が随所にみられるリノベーションです。インテリア好きなM様。これまでも長く使ってきたお気に入りの照明が、より素敵に映えるようになったとよろこんでくださいました。
◾️スタッフコメント
これまで住んでいた自宅のリノベーションでは、日々の暮らしの中で気になることを改善したいという思いから始まることが多く、M様も具体的なイメージをもっていらっしゃいました。
最初から信頼して、ざっくばらんに何でもお話ししてくださったので、私たちもM様の思いに応えたいとたくさんのご提案をさせていただきました。
毎回の打ち合わせがとにかく楽しく、時間が許す限りお話ししましたね!(笑)
大事にしたいことや好きなことがはっきりしているM様らしいおうちづくりができたのではないかなと思います。これからもどんな風におうちを育まれるか、とても楽しみです。