安心安全の回遊動線で、ずっと笑顔が続く家|マンションリノベーション
2歳の息子さんを子育て中の3人家族。奥様の育休中に中古マンションを購入し、リノベーションを行いました。共働きの中で、育児と家事の両立を助けてくれる動線、お子さまの成長と共にフレキシブルに使える間取りを設計しながら、お気に入りの家具がなじむ家を作りました。
WAKATTEポイント 1
子ども部屋をフレキシブルに考える
現在はまだお子さんが小さいため、リビングから1番近い洋室を家族みんなで寝られる寝室に。この部屋は扉がリビング側と廊下側の2か所にあり、将来、子ども部屋が必要になったときは、2部屋に仕切ることも可能です。玄関近くにあるもう1つの洋室は当面はファミリークローゼットとして。将来居室として使える選択肢を残すために、あえて棚やパイプは造作せずハンガーラックなどの家具で対応することにしました。
WAKATTEポイント 2
本当に使える回遊動線を実現
キッチンとリビングダイニング、和室を一体化させたことで、視界が開けて広々としたLDKに。キッチンの向きを90°回転させたことで、大きな背面収納とパントリーを備えたストレートダイニングの配置が可能になりました。リビングで遊ぶ子どもの様子も良く見えて、配膳もしやすい安心できる動線になっています。リビング〜キッチン〜パントリー〜洗面室をつなぐ回遊動線も、より使いやすくなりました。
WAKATTEポイント 3
家具が映える収納の工夫
キッチンの背面には、高さのある大型収納を造作しました。家電や食器だけでなく奥様の趣味の洋裁道具や散らばりやすい書類等のリビング収納も兼ねている大容量です。引戸になっているので、開閉時も場所を取らず、扉を閉めればすっきり。
キッチンと洗面の間にあるパントリーは、キッチン収納とリネン収納も兼ねています。省スペースながらも、両サイドの可動棚をうまく活用することで、使い勝手は抜群。最下段はルンバ基地にもなっています。
この2か所の収納があることで他には背の高い家具を置かなくても収納が足りているため、リビングはすっきり。奥様が大切にしているロータイプの家具がおしゃれになじんでいます。
子どもの成長と共に暮らし方も変化していく
レトロな和の雰囲気を持つ家具がお好きな奥様。和室はなくなりましたが、障子をインテリアとして残すことで、奥様の大切にしてきた家具がなじむお家に生まれ変わりました。子どもの成長を考えたとき、部屋数や用途、動線などにお悩みが出てくると思います。お子さんの成長と共に、今もこれからも、ずっと居心地の良い間取りを一緒に考えます。ぜひご相談ください。
◾️スタッフコメント
リノベーション前もキッチン~洗面室は回遊動線になっていましたが、そのためにキッチン背面収納スペースを犠牲にしていました。回遊動線は便利ですがそのために生活がしにくくなると意味がありません。Hさま宅はリノベーションによって本当に使いやすい回遊動線が実現できました。
奥さまの好きな昭和家具に、リメイクした障子がアクセントになり、悩んだけれど障子を残して良かった!と言っていただきました。好きなものは残せるのもリノベーションの良さだなと思います。