インテリアと家事効率 どちらも叶える、リビングにWICがある家|マンションリノベーション
築21年、状態の良い中古マンションを購入され、奥様の育休中にリノベーションを行いました。リビングからつながるファミリークローゼットは、子どもも大人も使いやすくてうれしいアイデア。既存の間取りや設備を生かしながら、こだわりの内装も諦めない。コストバランスの取れたリノベーションになりました。
WAKATTEポイント 1
理想の暮らしとコストバランス
リノベーションと新築で異なる点のひとつが、既存の間取りや設備を活かす選択肢があるということ。それによりコストも大きく変わってきます。
今回は状態の良い物件だったことや、既存の間取りを活かすことができるご要望だったことを踏まえて、コストのメリハリを重視しました。
水回り設備は一部を既存利用。一方で、フローリングやドア、内装を新しくすることで、自分たちの好みの雰囲気にしました。また念願のファミリークローゼットも、大きな間取り変更をしなくて良いかたちで、必要な個室を確保しながらも実現することができました。
WAKATTEポイント 2
オープン収納のいいところ
玄関は可動棚を利用したオープン収納。土間部分が広がり、ベビーカーをそのまま置くことができるようになりました。靴箱の扉を開ける手間がないので、脱いだら棚に置く、という片づけ習慣が自然に身に着き、これまではしまい込んでいた靴も目に触れることで履く機会も増えたそうです。既存の収納を活かして、コート掛けも作りました。
浅くて使いづらかった廊下収納にも奥行きが生まれ、備蓄品や日用品なども置きやすくなりました。扉を付けずにロールスクリーンにしたことで、コストカットかつ、上半分だけ閉めたりできるようにしました。
リビングから直接入れるファミリークローゼットは、季節家電など大きなものも置けるように広々と。クローゼットを集約することで家事の効率化にもなります。
WAKATTEポイント 3
魅せどころはカラフルに
こだわりのファミリークローゼットの入り口は、目を引くかわいらしいアーチ形。オレンジのチェックのカーテンがリビングを明るく彩っています。リビングドアはグリーンに。深い緑色がアクセントになっています。リビングの壁には、子どもの作品やアートなどをさりげなく飾れるようにクロスの下にマグネットを入れています。洗面室、WIC、プレイスペースには淡い色合いのアクセントクロスを採用し、カラフルでやさしい空間を演出しています。
しっかり眠れて、たっぷり笑顔で
共働きで勤務時間も異なるN夫妻。それぞれの睡眠時間をしっかり確保する為、家族の将来の暮らしを想定して、既存の個室をそのまま残しました。家族の数だけ、生活スタイルがあります。コストバランスを意識しながらも、暮らしの安心と好きなものに囲まれる居心地の良さ、どちらも叶えたお家です。
◾️スタッフコメント
大きく間取り変えることなく、和室をファミリークローゼットに、キッチンの冷蔵庫スペースを移動、玄関収納をオープンするなどNさまの暮らしに合うよう既存の使い勝手を見直し、内装は全面的に一新しました。お子さまとご家族のこれからを想像しながら、一歩先を心掛けてご提案しました。
自分の好きなものを選べる楽しさ+どこまで手を掛けるかによりコストバランスがとれるのが、リノベーションの良さだと思います。N様らしいおうちの実現ができたこと、ご満足いただけてとても良かったです!