のびのび過ごせる2列型キッチンの家|マンションリノベーション
2人目のお子さんが生まれるタイミングで、元々住んでいた生活圏を変えずに新居を探していたS様が巡り合った物件。52㎡という限られた面積と、構造上間取りを大きく変えることが難しいという制限はありましたが、さまざまなアイデアで、念願の対面キッチンや住み心地の良い広さを手に入れました。
WAKATTEポイント 1
2列型キッチンという選択肢
元々は壁付けだったキッチン。お子様を見守りながらキッチンに立てるよう対面キッチンをご希望でしたが、必要な幅が確保できなかったため、2列型キッチンを採用。シンク側・コンロ側それぞれで作業ができるので、ご夫婦やお子様と一緒にキッチンに立つことも可能です。壁付けとは違い、明るい方を向いてキッチンに立てるのもうれしいですね。壁のタイルは、S様の手持ちの家具の色味にも合うように、じっくりこだわって選びました。
WAKATTEポイント 2
脱衣スペースはひろびろと
帰宅後すぐに手洗いができるよう、浴室前にあった洗面台を廊下へ移動。洗濯機も廊下に置くことで、窮屈だった脱衣スペースが広がり、タオル類や小さなお子様のためのバス用品などを置けるようになりました。奥にあるトイレは、開き戸から引き戸に変えたことで、狭い空間でも出入りがしやすくなりました。
WAKATTEポイント 3
子どもの成長を考えたリビング設計
リビングの隣の洋室は、壁を取っ払ってリビング続きのプレイスペースに。普段は引き戸を開けっ放しにして使用しています。子どもが小さいうちは広々としたリビングとして、いずれは子ども部屋として使えるように設計しました。お子さんのおもちゃや洋服を収納するスペースは、扉を付けないオープン収納に。玄関もオープン収納にすることで、狭いながらもベビーカーなどが置ける場所を確保しました。
52㎡でも狭さを感じさせない工夫を
限られた広さで、どのようにして暮らしやすさを設計するか?たとえば「洗濯機と洗面台を廊下に設置する」「2列型キッチンを通路と兼ねる」「扉は引き戸に」「フレキシブルなオープン収納」など、リノベーションならではのアイデアや工夫がつまっています。コンパクトだけど、暮らしの中で必要な明るさ、広さ、動線がきちんと確保されていているS様のお家です。
◾️スタッフコメント
物件購入前にご連絡をいただき、築年数や面積などに不安があり購入を迷っておられましたが、色々お話しする中でご購入を決意されました。 ご出産までに全ての打ち合わせを終えられるようにスケジュールを決めた上で、キッチンのタイル、玄関・子供部屋・トイレのアクセントクロスはたくさん悩んで一緒に決めさせていただきました。 無事ご出産を終えて、ご家族が笑顔で暮らされているのを見て私たちもとても嬉しくなりました。