インテリアにこだわり、ガラッとイメチェンのおうち|マンションリノベーション
お子さまの小学校入学に伴い、賃貸からの住み替えを決めたOさま。物件は、築25年ほどの中古マンションで全体的に使用感があったため、元々の間取りを生かしながら、内紙や床、建具のデザインなど意匠にこだわるフルリノベーションを行ないました。
WAKATTEポイント 1
インテリアにとことんこだわって印象をチェンジ
奥さまの一番のこだわりはインテリア。建具、壁紙、フローリング、カーテン等を北欧風の淡いグレーやグレージュで統一。イメージ通りの色味になるように、素材選びにはとことん時間を費やしました。自分好みのインテリアに囲まれると気持ちが満たされますよね。
一方で、間取りは大きな変更はせず、元の形を生かしながらOさまの暮らしによりフィットするようアップデートしました。3人家族ということで個室は2部屋を希望されており、3LDKを2LDKにすることで、一部屋の広さに余裕が生まれました。
WAKATTEポイント 2
視覚効果で広々とした空間を演出
実際の広さが同じでも、カーテンや壁紙等の色味を合わせたり、扉の高さを高めにそろえたりすることで、空間につながりが生まれ、より広々とした印象に。また、カーテンを天吊りすることで窓が大きく見える効果もあります。
もともと対面型のキッチンでしたが、開口が小さく窮屈な印象があったため壁を取っ払いました。また、キッチンとカウンターの高さをそろえることで、空間の一体感がうまれ、開放感が広がります。
WAKATTEポイント 3
しまいやすく、取り出しやすく、フレキシブルに
リビングの大きな収納スペースは、使い勝手を考えて両開き戸から折れ戸に。ガラッと開ければ全体が見えるので、モノを探しやすく、しまうのも楽々。扉を壁と同色にすることで、閉めた時壁になじむので圧迫感がなく見た目もすっきり。掃除機は将来スティック掃除機にすることを想定してコンセントとセットで定位置を確保しました。
個室の収納は扉を取っ払って壁紙にこだわるなど、あえて見せる収納に。扉を付けないことでコストカットにもつながります。物が集まりやすいキッチン、WIC、洗面所等では可動棚を活用することで、フレキシブルな収納を可能にしています
こだわりから生まれる居心地の良さ
「元あった間取りを生かす」というプランでリノベーションされたOさま。大きく間取りを変えるのではなく、必要な広さや部屋数を確保しながら、一番のこだわりである「インテリア」によって雰囲気をガラッと変えました。自分の家は、自分らしさそのもの。持っている家具が合う色味、自分にとって居心地の良い色味、温度感というものを大切にしながら、Oさまならではの快適空間が完成しました。
◾️スタッフコメント
間取りはほとんど変えていませんが、安心して長く住み続けるために必要な配管更新や二重窓を設置して基本的な住宅性能をアップしました。使い勝手が悪そうな部分や収納は細かくご提案をさせていただきました。
Oさまのイメージを基にいろいろな素材から見切りまで、小さいサンプルを並べてはみんなで悩みましたね(笑)理想のイメージに近づくようたくさん打ち合わせをしましたが、一つ一つ妥協せず、決めていくのはとても大変だったと思います。仕上がりをイメージしながら、使い勝手とデザインの両立、コスト面を検討し、コーディネートさせていただきました。工事中だんだんと出来上がっていくと、あれもこれもイメージ通り。なんだか答え合わせのようでとても嬉しかったです。新しいおうちではインテリアをもっと楽しみたいとお話しされていたOさま。これからも暮らしをアップデートしながら過ごされていかれることかと思います。Oさま、ありがとうございました!