更新日:2024.9.21.
子ども部屋
60㎡前後のマンションでも子ども部屋を2つ作ることは可能です。限られた広さでも、居心地の良い子ども部屋にするために押さえておきたい3つのポイントを、設計士が解説します。
目 次
実は、畳数よりも大切なのは、置きたいものが置けるかどうか。家具がうまく収まらなかったり、デッドスペースができてしまってはもったいないですよね。最小限の家具を考える上で基準となるのが「ベッドと学習机」です。この2つのサイズを確認しましょう。
CASE1(3.4畳)
壁の出っ張りや斜めの壁がある部屋ですが、ベッドと机がすっきり収まるサイズなので、空いているスペースに本や学用品も置くことができます。
CASE2(3.4畳)
元々はキッチンだったスペースを子ども部屋に。小さい部屋だから、せめて窓を作ってあげたい、という気持ちを叶えました。
2つめは収納。かさばる洋服や学用品を「どこにしまうか」が、お部屋の大きさを左右します。自分の部屋には、好きな本や趣味のものなど、そのお子さんにとって居心地がよくなるものを置いておきたいですよね。
CASE1
オシャレが好きな姉妹の部屋には、たくさんの洋服がしまえるように、壁一面(約2.7m)の大容量なクローゼットを造作しました。
CASE2
洋服の数が少ない息子さんの部屋にはクローゼットは作らず、ファミリークローゼットに収納。机や雑貨が置けるスペースを確保して、自分の興味に囲まれた空間をつくりました。
3つめは空調。暑い夏に備えてしっかり計画しておきましょう。熱中症対策を考えると、窓が確保できない部屋でもエアコンを設置することを検討しましょう。
リノベーションでは、ベランダのない部屋や室外機が離れた場所にある部屋でも、エアコンの配管を壁の中に通す先行配管をすることで、エアコンを設置することができます。
「我が家は狭いから、子ども部屋は難しいかも・・・」とお困りの方もお気軽にご相談ください。一緒に家族みんなの理想のお家をつくりましょう!
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