更新日:2023.9.21.
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リノベーションするなら、今よりも使い勝手の良いキッチンにしたいですよね。今回は、狭小マンションでも省スペースで設置できる二列型キッチンについて特集します。
目 次
二列型キッチンとは、シンクとコンロが横並びではなく、2列に分かれたタイプのキッチンです。シンクとコンロの横にそれぞれ作業スペースがあり、幅が確保できない広さでも対面キッチンを設置できるため、狭小マンションなどのリノベーションで採用されるケースが増えています。
・対面型キッチンに変えたい
・狭小マンションだけど使い勝手を良くしたい
・リビングの広さも保ちたい
・夫婦や家族でキッチンに立ちたい
・作業スペースもちゃんと確保したい
では、二列型キッチンのメリットとデメリットをみてみましょう。
①省スペースで設置できる
壁面キッチンから対面キッチンに変えたいけれど、十分な広さが確保できない…。そんな場合でも、二列型キッチンなら効率的にスペースを使えるため希望が叶うかもしれません。
②リビングが広くなる
LDKが一体となっている場合、幅のあるキッチンを設置するとその分リビングが狭くなってしまうことが多いですが、二列型キッチンは省スペースで設置できるため、リビングの広さを保つことができます。
③作業スペースが広くなる
コンロとシンクの横にそれぞれ作業スペースがあるので、2人同時にキッチンに立つこともできます。
④家事動線がコンパクト
シンクとコンロの動線がコンパクトにまとまっているので移動距離が少なく使いやすさにつながっています。
①シンクとコンロが分かれている
シンクとコンロが分かれているため、切った野菜をコンロ側に移動させるとき落としてしまったり、水を入れた鍋をスライドして運べなかったりということがあります。そのため、床材は水に強いフロアタイルをおすすめしています。
②通路幅には要注意
作業スペースは、シンクとコンロの横に2か所にありますが、通路幅には注意しましょう。キッチンに2人が立つと体が当たってしまうことがあります。
③キッチンの値段は上がる
一般的な一列のキッチンよりも、費用は高くなる可能性があります。
キッチンは向きを90度変えて2列型に。シンク側の幅を少し短くしてスペースが生まれたことで、ダイニングテーブルを横付けしたストレートダイニングにすることができました。
築54年の2階建て。リビングとつながる限られたスペースを生かした二列型のキッチン。シンクの下はオープンになっていて、自由な収納が可能です。床材はフロアタイルを採用しました。
作業スペースが確保でき、ご夫婦でキッチンに並ぶことも。冷蔵庫、電子レンジ、シンク、コンロの動線がコンパクトにまとまっているのも使いやすさにつながっています。
省スペースで使い勝手を良くするために、二列型キッチンを採用。タイルや塗装、壁紙などにこだわって、おしゃれな空間になりました。リビングを広く使えます。
ヒアリングの際、明確にこうしたいと伝えられなくてもご安心ください。お客様のご要望の本質を理解し、5年後、10年後を踏まえてご提案いたします。
「狭小マンションだけど対面キッチンにしたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。また、間取りによって、2列型の方が効率が良い場合、悪い場合もあります。お気軽にご相談ください。
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