オープン収納ですっきり、ヌックエリアでくつろぐ家|マンションリノベーション
ご夫婦と年中の娘さん、3人家族のAさま。広さ自体に不満はないものの、収納や家事動線に使いにくさを感じリノベーションを検討されました。家事動線はもちろん、テレワークを行うご主人のワークスペースを確保しながらも、リビングの一角には、大人も子どももくつろげるヌックスぺースを。集中とくつろぎ、家事のしやすさ、すべてが叶ったAさまのお家です。
WAKATTEポイント 1
使いやすい大きなオープン収納の玄関
玄関は、扉付きの棚をなくして3ユニットの大きなオープン収納に。可動棚は幅や高さを自由に変えられるのでサイズに合った収納ができ、土間部分も広がったので外グッズも安心して置くことができます。また、コートが掛けられるパイプを設置し、マスクなど外出時の必需品をストックしておけるスペースも。洋室だった一部を玄関に取り込み、広々とした空間に生まれ変わりました。水色のタイルは奥様のこだわり。オープン収納にしたことでお子さんは片付けがしやすくなり、ご夫婦もしまい込んでいた靴が活躍することが増えたそうです。
WAKATTEポイント 2
こだわりのヌックエリア
リビングと和室をつなげて、広々と開放的になったLDK。かつて押入れがあった場所は、くつろげる小上がりのヌックエリアに生まれ変わりました。あたたかみのある畳の空間で静かに本を読んだり、お子さんのプレイスペースになったり。床下が収納になっているので、おもちゃなどもすっきりと片付きます。リビングの一角にありながらも、ここだけ壁紙の色を変えることで、ゆるやかに空間の区切りが生まれています。
WAKATTEポイント 3
モノがすっきりと収まる収納
元々、お片づけは得意なA様。以前は収納スペースがあちこちに分かれていましたが、衣類、バッグ類、季節ものなども一括で管理できるWICができたことで、モノが散らばることがなくなりました。WICは、押入れ用の衣装ケースも入る奥行きに設計し、枕棚も通常より深めに作っています。また、かつて和室にあった小さな納戸はオープンの可動棚に。プリンターや文具などがすっきり収まる使いやすいリビング収納になりました。
WAKATTEポイント 4
扉なしでつながる家事動線
洗面所の向かいにWICを作ったことで、洗濯して片づけるまでの流れがスムーズになりました。また、別室になっていたキッチンをLDKに取り込んだことで移動も楽に。キッチンは二列型を採用し、壁側にコンロと家電収納のスペースを。シンク側は奥行きを広くとっているので、天板の下の収納も大容量です。リビング、キッチン、WIC、洗面所のエリアが、扉なしでつながっている、うれしい家事動線です。
すっきりしているから、もっとくつろげる
間取りだけではなく、壁紙やタイル、床材など、暮らしを演出する細やかなところまでこだわりがつまったA様のお家。温かみのある色使いや、リノベーションに合わせて新調した丸いダイニングテーブルなど、暮らしを楽しんでいる様子がうかがえます。オープン収納をうまく活用した事例としても、ぜひ参考にしていただければと思います。
◾️スタッフコメント
4年前に購入したお家。コロナで色々と不安もあり、そのときはリフォームはせずに、いずれやろうと思って入居したというA様。初めてお話を伺ったときには、何年か暮らした中で不便を感じている所が明確にあり、不便を解消するリノベーションでした。点在している収納やキッチンが手狭である事の解消方法として、キッチンをリビング側に出し、元々のキッチンをファミリーCLにするプランをご提案しました。ファミリーCLを作ったことで寝室のCLは無くしお部屋が広くなりました。将来収納を戻せるようにCLエリアの壁には合板下地を入れてあります。客用や季節ものの布団もファミリーCLに収納できたので、押入スペースには小上がりヌックに。リビングの良いアクセントになりました。撮影でお伺いした時に上手に暮らしていらっしゃる様子を拝見し、とても嬉しいかったです。新しいお家で仲良しご家族の思い出が増える事を願っています。