収納のアイデア満載 すっきり暮らせる家
神奈川県川崎市にある、中古マンションのフルリノベーション。もとの間取りを活かしながら、収納や家事の導線など細やかな点にこだわりました。ご家族みんなでゆったり過ごし、すっきりと暮らせる居心地いいおうちができました。
O様 ご家族の紹介
優しく穏やかな雰囲気のご夫婦、スポーツが得意な小学1年生の娘さんの3人家族です。
ご家族で思い思いの時間を過ごしたり、明るく開放的なリビングで一緒に遊んだりと、新しいおうちを満喫されています。
家づくりのきっかけを教えてください
奥さま:もともとおうちを買いたいと思っており、マンションを探していました。夫の希望で駅近くの物件を探していたところ、現在のおうちが見つかりました。築25年ほどの中古マンションで全体的に使用感があったので、フルリノベーションすることにしました。
WAKATTEに決めたポイントは?
奥さま:リノベーションをお願いする会社を探していたとき、インスタグラムでWAKATTEさんを知り、いい雰囲気だなと思ったのが最初のきっかけです。子育て中の女性が住みよい空間をつくってくれる点や、暮らしを第一に地に足のついたリノベーションを手がけている点に惹かれました。
その後、家を購入するときにお世話になった不動産会社の方が紹介してくださったのが、なんと偶然WAKATTEさんだったんです。
売り主さんがまだお住まいの状態で事前調査をおこなったのですが、WAKATTEさんは売り主さんに対してもきちんと名刺を渡し丁寧に接していました。こういったことは工事中の周りの住人に対する配慮にもつながるだろうと思い、この時点でほとんど心が決まっていました。
そのあとに出してくださったプランを見ても、細やかなところにまで配慮が行き届いたプランだったので、WAKATTEさんに決めました。
リノベーションでこだわった点はありますか?
奥さま:間取りはほとんど変更しませんでしたが、収納や細かな部分での使い勝手、お部屋の雰囲気にこだわりました。
収納については、キッチンや洗面所、クローゼットなどあちこちに、可動棚をつくりました。各場所ごとにしまいたい物や私の身長に合った使い方を提案してくださいました。
ウォークインクローゼットにつくった室内窓は、換気や採光だけでなく、インテリアのアクセントにもなっています。
またキッチンの対面収納は、子ども用スペースとしても使えるように造作していただきました。内側に椅子が収納されているので、こどもの勉強机として使え、ご飯をつくりながら宿題を見てあげることができています。夫もテレワークの際に仕事スペースとして使えたり、書類などをしまえる棚があったり、こどものタブレットや鉛筆削りもしまえるよう中にコンセントも付いていて、色々な面で重宝しています。
意匠的にこだわったのが、リビングのエアコンとカーテンの取付位置です。リビングに入ってすぐ目につく場所なので、どうしても2つの窓の中心にエアコンを設置したいと思っていました。また天井高を生かせるよう、カーテンを天井から吊り下げたいと考えていました。施工が難しいと断られた会社もありましたが、WAKATTEさんはできる方法をすぐに説明してくださり、実現することができました。
WAKATTEとの打ち合わせで印象的だったエピソードはありましたか?
奥さま:とにかく話を聞いて、納得いくまで柔軟な対応で付き合ってくださったのが心強かったです。
同じ子育てをする母という立場なので目線が近く、さらにプロとしての視点もあり、すべてにおいて隅々まで使い勝手が細やかに配慮されたプランを提案してくださいました。
インスタグラムで新しくおうちをつくる方の投稿を参考に、収納のアイデアやインテリアのイメージを膨らませて、いいなと思った投稿はスクリーンショットを撮って杉村さんと共有し、自宅にどう活かすかを考えていきました。そこから杉村さんが私の好きそうな色やテイストを的確にキャッチしてくださって。「この中のどれがいいですか」と提示いただく選択肢が、どれも好みに合ったものばかりだったので、選びやすかったですね。
住み心地はいかがですか?
奥さま:最高です。お気に入りなのは、リビングダイニングです。座って壁にもたれかかると空が見えて気持ちいいので、ここでぼーっと過ごすのが好きです。
洗濯も楽になりましたね。日中仕事があり外干しが難しいので、室内干しを前提に、洗面室やリビングダイニングに物干しをつけていただきました。干したものをすぐクローゼットにしまえるので、洗濯導線が楽になりましたね。
また可動棚をつけたことで、物がきれいに収まってすっきり暮らせるようになりました。
これからリノベーションする方に、アドバイスはありますか?
奥さま:希望のイメージに近い画像や品番などの情報を杉村さんと共有しました。たとえば「グレーがいい」といっても、人によってイメージする色のトーンは違います。目で見て分かる形で思いや情報を共有するのは、イメージの齟齬をなくす上で大事だなと思います。
そうやって事前に情報収集して共有したものについて、杉村さんはプロとしての観点から、「こういうことが起こりうるから取り入れないほうがいい」「こういう方法のほうがよい」と、きちんと理由を伝えた上でよりよいプランを提案してくださいました。自分の要望に対してのプロの意見を十分聞くことが大事、ということはぜひお伝えしたいですね。