仕事と家事のはかどるデザイナー夫婦の家|戸建てリノベーション
それぞれのスタイルに合った仕事部屋をつくりたい
デザイン関係のお仕事をしているご夫婦。コロナ禍でテレワークが増え、仕事柄必要な作業スペースが足りなかったり、お互いの会議の声が聞こえたり、この家に住み続けるのは無理だと思い、住み替えを決意。
親族が所有していた物件を購入し、建て替えて新築するかリノベーションするかで悩んでいましたが、法規的な制約から新築を諦めリノベーションすることに決められました。
そのまま住むには建物が傷んでいたため、滞在時間の長い1階は下地と断熱材を全て新しくしていますが、やりたいことを実現しつつ予算内に抑えるため、実は間取り自体は既存と大きくは変えていません。
唯一大きく変えたのは、ランドリースペース。元々は1階洗面室にあった洗濯機を2階に持っていくことで、来客も多い1階から生活感をなくし、乾燥させた衣類をしまいに2階へ運ぶ動作もなくせました。
夫婦それぞれの仕事部屋を設けましたが、友人を招くことも多いため、ご主人の仕事部屋は来客時は解放してリビングの一角に取り入れられるようにしました。奥さまの仕事部屋は人目に触れたくない内容も多いため2階の個室にしました。
1階の建具は高さオーダーして天井までのハイドアにしたり、白いクロスを極力使わないようにした各部屋の内装や、仕事部屋を囲むブラックの室内窓など、デザインにもとことんこだわりました。
リビング周りの照明は、スマートスピーカーと連携して音声操作ができるようになっています。
デザイナー夫婦のこだわりがたくさん詰まった、素敵なおうちになりました。
2022年3月4日(金)に突撃隣のスゴイ家で紹介されました。
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■スタッフコメント 細部の1つ1つにこだわれることや、割り切って使えるものは既存利用してコストを削減するなどは、リノベーションならではのメリットです。 新築を諦めてのリノベーションでしたが、自分達らしさを実現でき、大変ご満足いただけました。