更新日:2020.10.21.
お金の豆知識
リノベーションは新築と違い契約時から追加費用が発生することは珍しいことではありません。
ある程度の追加費用分を想定してリノベーションの予算に組み込んでおくことができると、後々の資金計画に困りません。
このコラムでは、どのようなときに追加費用が発生するのか、想定外の追加費用を無くすためにはどのようにすると良いか、についてお伝えしていきます。
契約後、着工に向けて打ち合わせを進める中で、より具体的にイメージできるようになることで「この機会にこれもやっておきたい」などの追加工事や、ショールームを回ることで「より機能的なものを採用したい」などグレードアップの要望が出ることがあり、その場合は追加費用が発生します。
一見簡単にできそうで「ついでに」お願いするくらいの気持ちで依頼することでも、少しでも手間と材料がかかることは無料ではお願いできないことも多いものです。
リノベーションは新築工事と異なり事前には予測できないことが起こります。
今あるものを壊すことから始まりますので、解体してみなければ見えない部分に関しては事前に見積書に費用を含めることが難しいです。その例をいくつか挙げさせていただきます。
浴室を解体したら土台や脱衣場のベニヤ板が腐食していたため木部入れ替えが必要になった
キッチンを解体したら鉄管が老朽化していたため配管の新規やり替えが必要になった
・クロスを剥がしたら下地の石膏ボードのカビ繁殖がひどかったため石膏ボードの張替えが必要になった
・フローリングを剥がしてみたら下地の劣化により床鳴りがひどく、補強工事が必要になった
ガス工事や警報器工事などの専門業者が行う工事は、見積書に「別途工事」と記載されている場合が多いです。
専門業者に直接支払うために見積もりには金額が記載されませんが、実際には施主が支払わなければならない工事費です。大体いくら位かかるのか、事前に確認しておくと良いでしょう。
工事には直接関わりませんが発生する費用として、引越しや仮住まい、家具家電の買い替えなどがあります。
これらにいくらかかるのかを試算した上で、リノベーション費用の上限を設定しておく必要があります。
契約時の見積もりに含まれている工事内容と商品の仕様を確認しておき、追加工事やグレードアップの依頼をする際にはいくら位追加になるかを確認しましょう。
追加費用を一切かけないように仕様打合せをしようとすると、希望の内容が実現できず結果満足できないということになりかねません。
納得のいく内容とそれに見合った費用であれば追加費用をかけても選択する、どうしても予算オーバーする場合には、代わりにコストダウンできる要素がないかどうか、担当者に相談してみるのも良いと思います。
「全てが新しくなると思っていたが見積もりには入っていなかった」など工事範囲の認識の違いでも追加費用が発生します。既存のものを残す箇所はあるかなどを事前に確認しておきましょう。
見積書の説明を受ける際に、「この見積外に追加で発生する可能性がある費用があるか」を聞いておきましょう。
工事を始めてみないと分からない追加費用に関しても、事前に知っておけば突然の選択を迫られるということは避けられます。
設備機器交換などの工事では、一切追加費用がかからないということも十分あり得ます。
ただし大規模なリノベーションとなると、追加費用の発生は珍しいことではありません。そもそもリノベーションは費用が分かりにくいと言われますが、担当者と都度確認を取り合いながら打ち合わせを進めていくことで、トラブルを防ぐことができます。
WAKATTEでは、別途工事や契約後の追加費用について、ご契約前にご説明をさせていただきます。仕様決めで費用に変動があった場合は、都度金額がいくら変わったかのご説明をさせていただきます。
私達と一緒に費用含め納得感のあるリノベーションを実現しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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